IT企業で経理や総務人事を担当。この時、多忙な勤務状況の中で、メンタルヘルス問題などで就業困難になる社員たちを目の当たりにして、「会社の制度をしっかりすべき」と考えるようになりました。

　そして、制度の改善を提案するにはやはり、法律の知識が必須だと思い、社会保険労務士の資格取得を目指そうと決意しました。

　専門学校の通信講座を選び、働きながら勉強を開始。しかし、仕事との両立がとても厳しく、思い切って、通信講座から通学講座へと学習方法を切り替えることに。
その後、休日の土日に通学し受講し始めると、講師の分かりやすく的確な説明もあって、より理解が進むようになりました。
それでも仕事の繁忙期は、勉強との両立が大変。まったく勉強しない日は作らないようにし、メリハリをつけて勉強を続けました。

　仕事のパートナーと共に、昨年の4月から「プラセール社労士事務所」を開業。これまで培ってきた人脈を生かして訪問し、営業を開始しました。
「会社を強くするには、法律に基づき制度をしっかり整える必要がある」ことを伝えると、興味を持ってくださる会社が多く、今手応えを感じています。ゆくゆくは法人化して、規模の大きい企業の仕事も手がけたいと思っています。

　今回の記事は、JAD発行ガイドブック「キャリア・ナビゲーター」でもお読みいただけます。毎年発行していますガイドブックは、求職者を支援するツールとして毎年作成し無料配布しており、複数の大学、短大やハローワーク、自治体での就業相談会等の配布資料としてご活用頂いております。

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